教育委員会問題-犬山市の抵抗は終わっていた[2009年11月23日(月)]
愛知県犬山市:新教育長に奥村氏 前教育長は市長と対立 - 毎日jp(毎日新聞)
今年3月に全国一斉学力テストに反対していた犬山市の教育長・瀬見井氏が退任。その公認が決まるようです。同じ記事について別なブログでも書いたのですが、結構大きなニュースだと思いますのでこちらにも書いておきます。
関連記事が毎日新聞の11月20日にありました。
教育転換:政権交代の波/4 教育委員会見直し - 毎日jp(毎日新聞)
毎日新聞 2009年11月20日 東京朝刊
瀬見井さんの主張はこうです。
>全員参加型だったテストは、政権交代で自分たちの要望通り、抽出型に変わる。「国も同じ方向に進んでくれる」と思い、区切りをつけた。だが、民主党が掲げる教育委員会の見直しには明確に反対する。「我々の不参加方針に対し、国は無力で市長も当初、手出しできなかった。地方の教育が独立できる理想の制度で、戦前の反省から導入された大前提が忘れられている。変えてはいけない」
ところがこれには異論が多い。
>これに対し01〜05年に埼玉県志木市長を務め、「教育委員会廃止論」の著書がある穂坂邦夫・地方自立政策研究所理事長は「教委は歴史的使命を終えた」と言う。
政府(文部科学省)−県教育委員会−市町村教育委員会と上位下達の組織を改革しなければ、現場の教育が変わらないというのです。
そのとおりですが、何か議論がかみ合っていません。
よく考えてみると犬山市の場合は、上意下達の教育委員会ではなかったわけで 中央に抵抗を試みたわけです。
それをほかの市町村の教育委員会と一緒にして教育委員会のあり方を問題にしているので、わけがわからないのです。
問題にすべきは「現場」の教育に対する考え方です。現場に教育の理念や理想あるいは気概をもった教育者が少ないことが問題です。「考えない」現場の教師ばかりが目立ちます。そのほうが楽だからです。
考えなくて済むというのは「日本」というシステムの問題なのです。

これでよいのか!教育委員会

教育委員会制度再生の条件

| 文部科学省の全国学力テスト参加をめぐる市長との確執などから、任期途中で退任した愛知県犬山市の瀬見井久前教育長の後任に、同市教委学校経営調整室長の奥村英俊氏(62)を充てる人事が22日内定した。田中志典市長が30日開会の市議会に教育委員任命の人事案を提出し、同意を得て教育委員の互選で選出される見通し。 |
今年3月に全国一斉学力テストに反対していた犬山市の教育長・瀬見井氏が退任。その公認が決まるようです。同じ記事について別なブログでも書いたのですが、結構大きなニュースだと思いますのでこちらにも書いておきます。
関連記事が毎日新聞の11月20日にありました。
教育転換:政権交代の波/4 教育委員会見直し - 毎日jp(毎日新聞)
| 「賛成4、反対2」。全国学力テストの実施を1カ月後に控えた今年3月、愛知県犬山市教育委員会は、テスト参加を採決した。全国で唯一不参加を貫いてきた犬山の抵抗は終わった。「子どもたちの競争をあおる」と文部科学省の方針に異を唱え続けた瀬見井久教育長(当時)ら反対委員が少数派に転落。テスト初回の07年から参加を主張していた田中志典市長が、賛成委員を送り込む多数派工作を続けた結果だった。 瀬見井教育長は今月6日、任期を1年ほど残して退任した。 |
瀬見井さんの主張はこうです。
>全員参加型だったテストは、政権交代で自分たちの要望通り、抽出型に変わる。「国も同じ方向に進んでくれる」と思い、区切りをつけた。だが、民主党が掲げる教育委員会の見直しには明確に反対する。「我々の不参加方針に対し、国は無力で市長も当初、手出しできなかった。地方の教育が独立できる理想の制度で、戦前の反省から導入された大前提が忘れられている。変えてはいけない」
ところがこれには異論が多い。
>これに対し01〜05年に埼玉県志木市長を務め、「教育委員会廃止論」の著書がある穂坂邦夫・地方自立政策研究所理事長は「教委は歴史的使命を終えた」と言う。
政府(文部科学省)−県教育委員会−市町村教育委員会と上位下達の組織を改革しなければ、現場の教育が変わらないというのです。
そのとおりですが、何か議論がかみ合っていません。
よく考えてみると犬山市の場合は、上意下達の教育委員会ではなかったわけで 中央に抵抗を試みたわけです。
それをほかの市町村の教育委員会と一緒にして教育委員会のあり方を問題にしているので、わけがわからないのです。
問題にすべきは「現場」の教育に対する考え方です。現場に教育の理念や理想あるいは気概をもった教育者が少ないことが問題です。「考えない」現場の教師ばかりが目立ちます。そのほうが楽だからです。
考えなくて済むというのは「日本」というシステムの問題なのです。
これでよいのか!教育委員会
教育委員会制度再生の条件
このことは制度の問題以前の問題で、どのようにシステムをつくろうとなかなか変わるものではありません。
同じようなことがいわゆる「ゆとり教育」の時に起こりましたね。考えてやれるような制度にしても、かえってひどいことになりました。

アメリカ都市教育委員会制度の改革
同じようなことがいわゆる「ゆとり教育」の時に起こりましたね。考えてやれるような制度にしても、かえってひどいことになりました。
アメリカ都市教育委員会制度の改革
Posted at 09:54 | 入学試験の考察 | この記事のURL | Clip!! | コメント(2) | トラックバック(0)





コメントありがとうございます。
「考える」ことの大切さを子どもたちに教えなくてはいけませんよね。
先生たちには無理かな。
Posted by:ブラックコーヒー(管理人) at 2009年11月24日(火) 21:25